近年、金融業界に著しい変化がもたらされました。銀行、信用組合、その他の金融機関は、流動性の改善、投資家の信頼回復、既存顧客の維持、銀行預金における競争力の強化、そして避けて通れないコンプライアンスなどの課題を実現する方法を模索しています。
Kofax の導入により、金融サービス企業は、処理コストの削減、顧客サービスの改善、および基幹業務処理に関するコンプライアンスの達成が可能になります。
業務の効率化
Kofax は、銀行業界固有のルールとナレッジベースに基づいて、複数の金融サービスプロセスにまたがるデータの一元的な処理を実現します。
顧客サービスの向上
必要書類を受領すると即座に取り込み、顧客対応を行っている間に、情報を確認して必要な処理を開始することができます。
処理経費の削減
ドキュメントおよびデータの取り込み、変換、配信を自動化します。手作業、配送、保管などのプロセスをなくすことができます。
規制に対するコンプライアンスの達成
組織が取得したデータは、その取り込み時から最終のアーカイブまで、各ポイントにおいて追跡、監査されます。
基幹ビジネスプロセスの自動化
口座開設
口座開設プロセスを自動化し、手作業による書類作業や配布をなくすことにより、最大 80% の時間節約を達成し、高いデータ品質を維持します。 続きを読む...
新規口座の申し込みには、紙および電子的フォームによるさまざまな確認書類が必要です。 Kofax Enterprise Capture Platform の導入により、支店やカスタマーサービスセンターの担当者は、顧客から受け取ったすべての関連書類を自動的に取り込み、確認して、バックエンドシステムの即時処理に回すことができます。 これにより窓口の担当者は、顧客との対応などより有益な仕事に時間を配分することができ、顧客のサービス体験が向上するとともに、より短時間で多くの業務をこなせるようになります。
- 身分証明書、申込書、住所証明、社員証などの必要書類は、支店やカスタマーサービスセンターのスキャナあるいは複合機を使って高品質で取り込まれ、後続の処理のためバックエンドに送られます。
- ドキュメントは自動的に分類され、メタデータの抽出、および確認が行われます。これにより、フロントエンドでもバックエンドでも、高品質のデータが短時間で利用可能になります。
- データが不十分な場合や正しくない場合は、自動アラート通知機能により例外処理が発生し、訂正が行われます。 不備や誤りのないデータだけが管理部門に送られ、高いデータ品質と処理効率が確保されるので、顧客にとっても担当者にとっても安心と信頼につながります。
- 口座開設処理が完了すると、紙、ファクス、電子メール、SMS などの方法により、顧客への通知を自動的に行うことができます。 この同じコミュニケーションチャンネルを利用して、顧客に他の商品やサービスをすすめることもできます。これによりさらに業務を拡大し、顧客経験価値を高めることができます。
- このプラットフォームを使って顧客サービスをさらに拡張し、新規提案の情報を顧客ベースあるいは特定の顧客層に配信することができます。
- 重要な顧客データの取り込みとその全社的なデータフローは、最初のスキャンから最終の保管まで、すべて追跡と監査が可能ですので、各種規制に対するコンプライアンスを高めることができます。
成功事例:
- ある投資会社は 480 支店で新規口座申請をデジタル化し、その情報を本社に送信しています。書類の翌日配達サービスの置き換えだけでも 100 万米ドルの経費を削減しています。
- ある銀行では、取り込み処理を自動化し、リアルタイムのデータ取り込みを商品エキスパートや支店担当者にリンクすることで、新規獲得率が 3 倍に増加しました。
融資および担保処理
融資の申請から、審査、承認まで、関連ドキュメントを取り込んで確認し、それをバックエンドシステムに転送することにより、融資取組プロセスを最適化します。 続きを読む...
リスク管理とコンプライアンスがますます重視されるのに伴い、すべての必要ドキュメントを透明かつ監査可能な形式で組織に取り込むことが必須となりつつあります。
- すべての必要ドキュメントやフォームを、支店のスキャナや複合機により高品質で取り込んで、後続の処理のためバックエンドに転送することができます。 複数ページのドキュメントも自動的に分離されますので、担当者が手作業で仕分けする手間を省きます。
- すべてのドキュメントやフォームは分類され、メタデータが抽出され、確認されます。データが不十分な場合や正しくない場合は、自動アラート通知機能により例外処理が発生し、訂正が行われます。 不備や誤りのないデータだけが管理部門に送られ、高いデータ品質と処理効率が確保されるので、顧客にとっても担当者にとっても安心と信頼につながります。
- ドキュメントや署名の不備があれば、紙、ファクス、電子メール、SMS ボイスメールなどの方法で自動的に顧客に通知されます。融資の承認、その他の処理状況に関する最新情報も同様に通知されます。
- データ処理を電子化し、銀行業固有のルールとナレッジベースに基づく意思決定を採用することにより、処理効率が向上するとともに、取組、承認から監査、再販に至る融資の全ライフサイクルを通じたコンプライアンスが実現されます。
- 同じプラットフォームを利用して、顧客に他の提案やサービスをすすめることもできます。これによりさらに業務を拡大し、顧客体験を高めることができます。 このプラットフォームは、特定の顧客とのコミュニケーションに使うこともできますし、特定の顧客層の全員に対してメッセージや情報を配信し、顧客体験をさらなるビジネスにつなげることも可能です。
- 重要な顧客データの取り込みとその全社的なデータフローは、最初のスキャンから最終の保管まで、すべて追跡と監査が可能です。
成功事例:
- 毎月 3 万件の融資案件を処理する金融機関で、年間 432 万ユーロの経費を削減すると同時に、顧客サービスも向上しました。
- ある不動産投資会社では、SAP 記録管理システムへのデータ入力速度が従来に比べ 50% 向上しました。
- ある信用金庫では職員数は同じままで、月間スキャン処理件数が 2 万件から 11 万 5 千件まで増加しました。
ファンド処理
ファンド発注をファクスで受け取って処理している場合には、関連するすべてのドキュメントを受信時点ですぐに取り込むことにより、処理を合理化しリスクを軽減できます。 これは、SWIFT による方法に対する現実的な代替策となります。 続きを読む...
ファンド処理における成功の鍵は、リアルタイムの取引処理です。しかし現在でも、完全に電子化して処理される取引はわずか 50% です。残る 50% は、依然としてファクス経由で処理されています。 このギャップを埋めるには、投資銀行がファンド発注を受け取った時点ですぐに取り込んで、迅速に処理できるような安全で信頼できる方法が必要です。
- Kofax のプラットフォームを導入すれば、ファクスによるファンド発注の受領から取引注文の確認までのプロセスを自動化することができます。このプロセスは、セキュリティ、コンプライアンス、品質標準を満たす完全な監査証跡を提供します。
- ファクスで受け取った発注書のデータを社員が手作業で入力することは、スピードも遅く、ミスの危険性が伴います。Kofax のプラットフォームを利用すれば、ファクスで受信した取引ドキュメントを、受信時点で自動的に取り込みます。
- メッセージは自動的に分類され(SWIFT メッセージタイプ MT402、MT509、MT515 など)、ISIN コードなどの重要情報の抽出と確認が行われます。このため、誤りや不備のない注文だけが処理に回されます。
- 必要なデータは各種 SWIFT 形式に変換されて送信され、(ISO 15022、ISO 20022、またはその他の XML 形式)、その後、取引注文の確認が送信されます(MT502、MT509、MT515など)。
- この自動化されたプロセスにより、処理の正確さと効率が向上し、コストとリスクを減らします。
成功事例:
- あるヨーロッパの主要銀行では、処理時間が 50% 短縮され、同時にデータの正確さと処理の確実性が向上しました。
- グローバル展開を行うある投資銀行では、ファンドのファクス処理の一元化により、年間 50 万ドルのコスト削減とコンプライアンスを同時に達成しました。
クレジットカード申請処理
クレジットカード申請フォームの自動的な取り込み、分類、および情報抽出により、カード申請処理にかかる時間を短縮すると同時に、コンプライアンスを達成します。続きを読む...
クレジットカードのような、新しい商品が次々と投入される市場では、そのシェアをめぐって金融サービス各社が熾烈な競争を展開しています。 新商品を競合他社に先んじて展開する能力が重要なことはもちろんですが、適正なリスク管理とコンプライアンスの達成もそれに劣らず重要です。 新しく出るカードや提携先によって、申請処理で使われるフォームが変わります。これらにできるだけ迅速に適応できることは、金融機関にとって極めて重要です。
- 口座開設、融資、担保、ファンドなどの処理の自動化の場合と同じプラットフォームを使って、クレジットカードの商品提供処理を行うことができます。
- Kofax プラットフォームが持つ自己学習テクノロジは、新しいフォームに即座に適応することができ、それらを分類し、必要な情報を抽出、確認して、バックエンドの最終処理に送ります。
- Kofax は監視可能かつ監査可能なプロセスを提供し、セキュリティ、コンプライアンス、品質標準の維持を実現します。